日本航空、5月以降の需要は回復傾向に-B787導入の成田/ボストン線に期待
日本航空(JL)は6月28日の定例会見で、5月、6月の旅客数が東日本大震災による落ち込みから回復してきていることを明かした。JL社長の大西賢氏は「国内線は団体、個人ともにほぼ回復しつつあり、国際線も戻りが早い」とし、「秋までには需要が戻る。供給量を絞っているなか、利用率は上回ってくるのでは」と期待を示した。JLによると、震災発生前の3月1日から3月10日までを基準に比較した場合、4月の国際線旅客数は20%減、国内線旅客数は15%減だったが、5月は国際線が15%減、国内線が10%減と回復傾向にある。ま...