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JATA旅博、来場者数が過去最多、11万7236人に

  • 2011年10月5日

 日本旅行業協会(JATA)によると、9月30日から10月2日に開催されたJATA旅博2011の入場者数は、過去最大の11万7236人となった。JATA理事長の中村達朗氏は「日本の旅行市場を世界にアピールでき、成功した」と成果を述べた。事務局長の長谷川和芳氏も「旅博は旅行需要の拡大に結びつけるためのイベント。個々のプログラムで改良点があったが、複合的なイベントとして成功を収めた」とした。

 9月30日の業界日にはプレス、業界関係者合わせて2万7178人が参加。一般日のJATA会員以外の旅行会社の入場料金を有料にしたことも、業界関係者の業界日での訪問をさらに促した一因となったという。

 一方、9月29日の開会式には828人が参加。JATA国際観光フォーラム・旅博推進室統括プロデューサーの榊原史博氏によると、このうち半数が海外からの来場者だったという。また、30日に開催された国際観光フォーラムのシンポジウムは累計で1097人が参加。シンポジウム1の「アウトバウンドの復興に向けて~日本旅行業界の決意~」には567人が参加した。

 このほか、今年から規模を2日に拡大した大商談会では、累計でバイヤーが266件、セラーが1442件、合計1708人が参加。メディアミーティングもメディア120人、セラー102人、計222人の参加となった。

 なお、来年の旅博は2012年9月20日から23日、東京ビックサイトで開催する予定だ。