AF/KL、冬期の座席供給量は3.4%増、成田はB777のみ
KLは、欧州内路線を1日15便追加。このうち8便はイギリス、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンで、このほかスイスでもチューリヒとジュネーブ線の増便、ミュルーズ/バーゼル線の就航を予定。ドイツでも、フランクフルトとベルリン線を増便する。さらにプラハ線を増便し、ブダペスト、ブカレスト、ワルシャワ、モスクワ線で機材を大型化する。
また、北米ではデルタ航空(DL)とのジョイントベンチャーの一環として、ダラス線を来夏まで運休するなど、路線を最適化。南米ではリオデジャネイロとブエノスアイレス線に復便し、サンパウロ線は機材を大型化する。中米ではハバナ(キューバ)、プンタカナ(ドミニカ共和国)に就航。蘭領アンティル諸島のキュラソーを週9便、アルバを週5便、ボネールを週7便に増便する。
アフリカでは、アンゴラとルアンダ線に就航するほか、ケープタウンをデイリー化。中東では、例えばダンマンとドーハ線を週6便に増便し、テヘラン線の機材を大型化する。トリポリ線も就航可能となり次第すぐに復便する方針。
アジアでは、中国路線を強化。北京、上海、香港の既存路線に加え、成都、広州、厦門に週3便で就航。成都線は昨冬も週2便で運航しており、週1便の増便。厦門は今夏からの就航。このほか、シンガポール経由のデンパサール線を週5便に増便、ムンバイ線では機材を大型化する。
※文中の増減率は、2012年がうるう年であるため2月29日分として0.7%を加算済み