シェムリアップ、市内にて発生した「洪水」の影響について-続報
2011年9月中旬にシェムリアップ市内において発生した洪水は、その後も大雨が続いたことで水が引かず、多くの観光地で支障が出ておりますが、ここ数日、好天が続いたことで、営業を再開したレストラン、遺跡も出てまいりました。
以下に、本日 2011年9月30日現在の、現地の最新情報をお知らせいたしますので、ご確認ください。
■ シェムリアップの現在の状況 (9/30現在)
〔主要観光地等の状況〕
* アンコールワット
観光可能です
* アンコールトム
観光可能です。
* タプローム
観光可能です。
* アンコール遺跡群 大回りコース (プリアカーン、ネアックポアン、東メボン、プレループ)
ネアックポアンは、入場不可となっています。
東メボン、プレループ、プリアカーンは観光可能です。
なお、大回りコース途中にある橋が壊れかけているため、一部箇所では車両規制があります。
* アンコール遺跡群 小回りコース (チャウサイデボダ、トマノン、タケウ、タプローム、バンテアイクディ、プラサットクラバン)
バンテアイクディは水没しているため、観光不可となっています。
それ以外の場所は、観光可能です。
* ロリュオス(ロレイ、バコン、プリアコー)
観光可能です。
* ベンメリア
観光可能です。
* クバールスピアン
山道途中で木が多数倒れているため、頂上まで登ることが出来ないとの情報があります。
よって本日はお客様の安全を重視し、催行を中止しております。
* バンテアイスレイ
市内からバンテアイスレイへ向かう道は、問題なく通行可能です。
遺跡内に溜まっていた水も引いたため、通常通りの観光を再開いたしました。
* トンレサップ湖
通常利用している「チョンクニア」(シェムリアップの南)という地区のボート乗り場へ続く道が、引き続き冠水しております。
大型バスであれば、迂回の道を通行することで、案内は可能です。
小型の車両の場合は、「ミチュレイ」(シェムリアップの西)地区の乗り場からボートに乗るコースで案内する予定ですが、道路の状況が悪い日は案内不可となります。
* シェムリアップ市内
オールドマーケット、バーストリート周辺等は、状況が良くなってはおりますが、道路の縁石位の高さまで水があります。
店舗は一部営業を再開しておりますが、車両の入れるところが限られているため、市内観光等では代案をご案内しております。
センターマーケット周辺は、水が引いております。
ナイトマーケットもご案内可能です。
国道6号線沿い、遺跡入場券売り場から市内へ続く道(ソフィテル、メリディアン、アンコールクッキーの通り)に被害はありません。
* レストラン
以下のレストランは、店舗前の道路が冠水していたり、店舗に被害があるため、ご案内が出来ない状況にあります。
・アマゾン
・ボパアンコール
・セラントラ
・米咲
・ヴィロス など
一方、以下のレストランについては、現在のところ店舗には被害は出ておりません。
・レスカールドアルテ
・アバカス
・オッキデー
・トロピカル
・ロイヤルエンパイヤ
・ロータス
・イートアットクメール
・パラダイスアンコールビラ
・クーレン2
・銀河
・モール など
* ホテル
ホテルドゥラペの前の道路も、水が引いております。
その他、本日現在、ホテルで水害の影響があるところはありません。
* その他
現在、クルクメール工房は、浸水のためクローズしておりますが、明日から再開の準備を進めているとのことです。
アーティザンアンコール、シルクファームは、営業を再開しております。
IKTT(クメール伝統織物研究所)は、未だ浸水しておりますが、ショップのみ営業を行っております。
遺跡内には水溜りが多く出来ていることや、水が引いた後も足元がぬかるんでいることから、ご旅行をご予定の方は、ゴム製のサンダル、洗える靴などで参加されることをお勧めいたします。
また、これから日本ご出発を予定されている方は、タオル、雨具、長靴、雨具、替えの靴下、シャツなどをご持参されることをお勧めいたします。
ご案内出来ない箇所がある場合には、ツアーごとに代案がをご提示しております。
現在のところ天気は安定しておりますが、著しく天候が悪化する場合、代案も限られてしまい、実際の日程とは大きく違った内容になることもございます。
お客様の安全を第一に考慮し判断して参りますので、ご理解の程宜しくお願いいたします。