観光庁、新インターン試行、流通・宿泊・運輸を連続体験

  • 2011年9月29日

 観光庁は8月から、旅行業、運輸業、宿泊業を横断的に学習する「他企業連続型インターンシップ」を実施している。多様な観点で観光を俯瞰し、観光における経営・マネジメントの理解を深めるのが目的。観光事業者は「旅行の申込・予約」「目的地への移動」「目的地での滞在」の一連の消費行動に対して価値を提供しているという観点で、各分野の事業者の協力を得てパッケージ化した。また、観光庁でも国家政策の視点から実習生を受け入れる。

 実習生は早稲田大学と首都大学東京の学生各2名。実習先はグループ1がANAインターコンチネンタルホテル東京、ジェイティービー(JTB)、JR東日本、観光庁、グループ2が近畿日本ツーリスト(KNT)、全日空(NH)、ロイヤルパークホテル、観光庁となっている。8月15日からスタートしており、10月28日までには終了。11月に全体発表会を開催し、結果を各企業にフィードバックする。