20代インタビュー:エス・ティー・ワールドマネージャー水野絵美さん(29歳)
20代応援企画!思い込みは捨てて、いつも新鮮な目線で商品を企画
エス・ティー・ワールドの南太平洋・インド洋・オセアニアファクトリーで、主にオセアニアの商品企画を手がける水野絵美さん。「1年以上継続して担当しているエリアだから」と、2010年にはオーストラリアのデスティネーションスペシャリストを取得したり、ガイドブックを見て勉強を欠かさないなど、コツコツと努力を積み重ね、旅行のプロとして自信を強めています。一方で、マネージャーとして6人の直属の後輩を抱える水野さんには、後輩指導も大切な業務です。「ずっとこの仕事を続けていきたい」という水野さんの、仕事に対する姿勢や思いをうかがいました。
-旅行業界を志望された理由はどのようなものだったのでしょうか
実は、学生時代は旅行業界を志望していなかったのです(笑)。最初はウェディング業界への就職を志望していたのですが、残念ながら内定をいただくことができませんでした。ウェディング業界を調べていくうちに、海外挙式にいきあたり、旅行会社にも目が向きました。
もともと学生時代から旅行が好きだったんです。初めての海外旅行は19歳のとき、女友だちとタイを訪れました。その後、スリランカで3ヶ月間ボランティア活動をしたこともあります。卒業旅行は2回行きました。1回目は香港、2回目はギリシャとイタリアです。
卒業旅行といえば、ヨーロッパやオセアニアなど高額で時間がかかるデスティネーションへの旅行と、アジアの安近短の旅行2回を組み合わせるのは、私の通っていた大学の仲間内ではスタンダードでした。これは今の学生も同じで、当社が発行する学生旅行冊子で2回目割引という施策も設定しています。よく、若い世代は海外旅行をしなくなったと言われますが、私はあまり実感がないんです。これまで学生には売れないと言われていたデスティネーションをアレンジして、学生用のツアーを企画したこともあります。