中国南方航空、関空線週34便に大幅増便、広州は1日2便に
中国南方航空(CZ)は10月30日からの冬期スケジュールで、関空/中国線を現行の週15便から34便へと大幅に増便する。CZ日本地区航空事業企画部によると、今回の規模での増便は日本に就航して以来初めてのこと。増便により、CZにとって関空が日本における最大のゲートウェイとなると予想できるという。現在国土交通省に認可申請中だ。
需要が高い関空/広州線は現行のデイリーから7便増便し、ダブルデイリーとする。午前と午後発の2便体制で運航することで、ビジネス客の取り込みや、広州での第3国乗り継ぎ需要拡大への取り組みを強化する。
また、今まで経由便で運航していた関空/瀋陽/ハルビン線と関空/大連/長春線について、中国東北部の市場の需要が見込めることからそれぞれ直行便化し、ネットワークの拡大をはかる。関空/瀋陽線と関空/大連線は週7便のデイリー運航とし、関空/ハルビン線と関空/長春線は週3便で運航する。
運航機材は、広州線がエアバスA330型機で計217席、瀋陽線、ハルビン線がエアバスA320型機で計151席、大連線がエアバスA321型機で計178席、長春線がエアバスA319型機で計121席とした。詳細なスケジュールは下記の通り。
▽CZ 関空/中国線 冬期スケジュール(10月30日~)
・関空/広州線
CZ389便 CAN 08時30分発 KIX 13時00分着(デイリー)
CZ390便 KIX 14時00分発 CAN 17時15分着(デイリー)
CZ393便 CAN 17時30分発 KIX 22時00分着(デイリー)
CZ394便 KIX 10時00分発 CAN 13時15分着(デイリー)
・関空/瀋陽線
CZ611便 SHE 08時50分発 KIX 12時10分着(デイリー)
CZ612便 KIX 13時10分発 SHE 14時40分着(デイリー)
・関空/ハルビン線
CZ631便 HRB 17時00分発 KIX 21時00分着(火、木、土)
CZ632便 KIX 22時00分発 HRB 23時55分着(火、木、土)
・関空/大連線
CZ641便 DLC 08時20分発 KIX 11時30分着(デイリー)
CZ642便 KIX 12時30分発 DLC 14時00分着(デイリー)
・関空/長春線
CZ637便 CGQ 08時30分発 KIX 12時20分着(月、水、土)
CZ638便 KIX 13時20分発 CGQ 15時10分着(月、水、土)