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カンタス航空、B747にA380のプロダクト、内装刷新へ

  • 2011年9月13日

 カンタス航空(QF)はこのほど、9機のボーイングB747-400型機のシートとエンターテイメントシステムを、エアバスA380型機に導入済みのものに変更すると発表した。これは5年間で2億5000万豪ドルを投じる改装計画の第1段階との位置づけ。2008年10月に導入したA380型機の設備をB747-400型機にも導入することで、顧客満足度の向上をはかる。

 新シート導入後の座席数は、ビジネスクラスが58席、プレミアムエコノミーが36席、エコノミーが270席。3クラスともオンデマンドのパナソニック製エンターテイメントシステムを搭載し、1500以上のコンテンツを利用できるようになる。また、エコノミークラスにもセルフサービスのスナックバーを設置するという。

 改装には1機あたり6週間かかるといい、1機目は10月からブリスベン/ロサンゼルス線に投入。1週間あたり3往復運航する。残りの8機に関しては2012年末までに国際線に投入する予定だが、路線は未定という。