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大阪市、関西4政令市がメガセール、官民連携で訪日外客の回復めざす

  • 2011年9月12日

 大阪市は京都市、神戸市、堺市と観光庁近畿運輸局、大阪観光コンベンション協会、大阪商工会議所、関西国際空港などと連携し、「関西メガセール」を実施する。国慶節(2011年10月1日)と春節(2012年1月23日)などにあわせ、外国人観光客に各施設での割引やプレゼントなどの特典を提供し、関西での食事や買い物を楽しんでもらうことで、東日本大震災後に激減した外国人観光客の回復をめざす。

 関西メガセールは10月1日からの7日間と12月1日から2012年1月31日までの62日間とし、9月5日現在で95施設、3300店舗以上が参加を予定している。韓国、中国、台湾、香港のアジア市場を中心に広報プロモーションを実施するほか、9月30日から10月4日の日程で、中国からブロガーやメディアを招聘し、FAMツアーを実施する。このほか、中国の個人旅行ビザ発給エリアの旅行会社約300社へのメール送付など、海外の旅行会社への情報発信を強化。ホームページも英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の4言語で立ち上げる。

 関西メガセールは、今年2月に大阪市と関西国際空港が実施した「春節メガセール in 大阪」の期間とエリアを拡大するもの。同イベントは2月2日からの4日間で13施設、約2000店舗が参加。参加百貨店の売上は5%から15%増加し、約4割の商店街で最大25%売上が増加したという。