AF/KLに新支社長、「需要回復は予想以上」、A380も復活

  • 2011年9月8日

AF/KL新日本支社長のリュック・ドゥラプラス氏  エールフランス航空(AF)/KLMオランダ航空(KL)日本支社長に前メコン地域(タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア)支社長のリュック・ドゥラプラス氏が着任する。9月8日に開催したレセプションでドゥラプラス氏は、まずは「前任者(ベルナール・オーブルトン氏)の積み上げてきたことを引き継ぎ、継続する」と抱負を述べ、そのためにAFとKLの相互関係をさらに強固なものにし、さらにスカイチームの加盟航空会社および日本航空(JL)との関係の維持、強化に努めたいと語った。

 また、日本市場に対する印象として、震災によって影響を受けた需要の回復が「ビジネス、レジャーともに、考えていた以上に早い」とし、「うれしい驚き」とコメントした。AF/KLによると、需要回復の早さは座席が足りないほどであったといい、9月6日にはパリ発の便からエアバスA380型機の運航を再開しているという。

ベルナール・オーブルトン氏  なお、2008年から日本支社長を務めたオーブルトン氏は、「私は、日本に暮らし、働けたことを大変嬉しく思います。時間がある限り各地を旅行し、心から好きになった国です。たくさんの思い出を携えて帰国いたします。ありがとうございました」と流暢な日本語で挨拶し、来場者から温かい拍手が送られていた。