フィンエアー（AY）グループとイギリスのフライビー航空（BE）はこのほど、共同出資により「フライビーノルディック航空」を設立した。これは、AYとBEが、主にフィンランド国内線を運航していたフィンコム航空の株式を取得して設立したもので、出資比率はBEが60％、AYが40％。運航はBEが担う。

　フライビーノルディック航空は、これまでフィンコム航空が運航していた路線に加え、新たに北欧やバルト海地域で複数の新路線への就航を予定。これらの路線は、AYとのコードシェア便とする計画で、AYのフライトスケジュールにも追加する。また、フィンエアープラスの会員は、フライビーノルディック航空の利用でもマイルを貯めることができる。

　AYによると、フライビーノルディック航空による路線の拡大により、日本からの乗り継ぎ利便性が向上するという。