日本航空、機内で本当においしいコーヒー提供-プレミアムエアラインとして

  • 2011年8月26日

 日本航空(JL)は9月1日から、新サービス「JAL CAFE LINES」を開始する。国内線・国際線の全路線、全クラスで世界最高峰のおいしいコーヒーを無料で提供するもの。JLにおけるコーヒーラインナップの総称とし、プレミアムエアラインとしての最高のサービスを打ち出す。現在、JLでは年間で国内線約1000万杯、国際線で約500万杯のコーヒーを提供しており、旅客が最も期待する機内サービスの一つであるコーヒーの質を高めることは、旅客の「旅をしたい」という気持ちの喚起につながるとしている。

 新しいコーヒーは、世界でも著名なコーヒーハンターの川島良彰氏と焙煎・抽出の第一人者である石脇智広氏をアドバイザーに迎え、共同開発した。2009年には国内線ファーストクラスで、川島氏の「グラン・クリュ・カフェ」を1ヶ月限定で導入し、その間のファーストクラスの利用者が前月比で2ケタ増となったという。今回提供するコーヒーは路線や利用クラスによって異なり、現在のところ期間限定を含め、全5種類のラインナップを揃える。

 なお、8月25日から「WIRED CAFE NEWS日本橋三井タワー店」で、「JAL CAFE LINESカフェ」をオープンし、期間限定でコーヒーを販売する。エル・サルバドル産のセルバ・ネグラを使用した国際線ファーストクラス用の「JAL CAFE LINES FIRST CLASS」は1200円、レインフォレスト・アライアンス認証アラビカ種100%コーヒーを使用したプレミアムエコノミーとエコノミークラス用の「JAL CAFE LINES」は、ホットで450円、アイスで500円で販売する。