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ラスベガス・サンズ、業界関係者向けディナーでシンガポールとマカオに焦点

  • 2011年8月25日

シニア・バイス・プレジデント・ワールド・ワイド・セールス&リゾート・マーケティング・アジアのジョン・ミムス氏  ラスベガス・サンズは、マリーナ・ベイ・サンズ・シンガポールとヴェネチアン・マカオに焦点を当てた、業界関係者向けのプレゼンテーション・ディナーを開催、約140人が参加した。

 当日はラスベガス・サンズのシニア・バイス・プレジデント・ワールド・ワイド・セールス&リゾート・マーケティング・アジアのジョン・ミムス氏も来日しており、日本の旅行業界関係者との交流を深めることを重視していることがうかがえた。

 昨年4月にグランドオープンしたマリーナ・ベイ・サンズ・シンガポールは、開業以来600以上のイベント誘致に成功。同国の代表的な複合施設として、特に空中に浮かんでいるような感覚が味わえるスカイプールへの人気が定着しつつあり、業界関係者の間でも認識が一致しているという。

 一方、マカオには2012年早々に、サンズ・コタイ・セントラルを開業する事を発表した。これはコンラッド、シェラトン、シェラトン・タワーズ、ホリデイ・インの各ホテルをあわせて、これまで第5-6地区と呼ばれていた地区をサンズ・コタイ・セントラルと命名するもの。ホテル・ブランド名はそれぞれを踏襲するが総計で6000以上の客室とスイートとなり、2軒のカジノのほか、集会・会議スペース、ブランド・ショップ、エンターテイメント・レストランも併設される予定だ。

 壇上で挨拶をしたミムス氏は「日本人はマカオに平均1.63泊しておりアジアで最な重要なマーケットの一つ。カジノだけでなくシッピング、文化、エンターテイメント、食事、そしてMICEへの幅広い興味を持っており、その傾向はますます拡大していくだろう」と日本人マーケットの拡大に期待を寄せた。