「ひがし北海道3つ星街道」 ミシュラン掲載機に道東4団体がPR/北海道
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで知床国立公園、摩周湖、阿寒湖が三つ星として掲載されたのを機に、「ひがし北海道3つ星街道」づくりが始まった。街道を軸に道東エリアを面的に捉えて滞在型観光を推進する。第1弾としてポスターを作成、札幌や本州の旅行会社などに配布、プロモーションする。
3つ星街道は、知床斜里町観光協会、摩周湖観光協会、阿寒観光協会まちづくり推進機構など3協会が主体となり、ひがし北海道観光事業開発協議会が協力して取り組む。今回の三つ星スポットだけでなく、道東エリアの豊富な観光資源すべてを星に見立てた。
ポスターは、釧路市在住の画家ビン・カシワさんが作画。森と湖と海に囲まれた道東の雄大な自然をメルヘンチックに描き、プロモーション用にA1判で1千枚を作った。
今後、3つ星街道を軸に各観光協会が「摩周湖星紀行プレミアム」「アイヌスピリチュアル」などのテーマで、着地型観光商品を開発。様々なテーマで滞在が楽しめるエリアにしていく。
ひがし北海道観光事業開発協議会の野竹鉄蔵事務局長は「北海道観光は大周遊型の入込人員重視から、拠点周遊型の人泊数重視に構造変革していかなければなりません。3つ星街道により、来訪者が思い思いの三つ星を探す旅を『ひがし北海道スタイル』として提案していきたい」と話している。
情報提供:トラベルニュース社