中部、夏の国際線予約は2.5%増の14万3500人-出発旅客は4.9%増

  • 2011年8月9日

 中部国際空港によると、夏季繁忙期間中(2011年8月12日~21日)の国際線予約数は前年比2.5%増の14万3500人となった。このうち、出発旅客は4.9%増の7万700人、到着旅客は0.3%増の7万2800人。出発日のピークは8月13日(土)で8100人、到着日のピークは8月18日(木)で8100人。また、8月11日(木)の出発旅客は7900人となっており、自動車メーカーを中心とする地元の企業が夏の節電対策により土日操業を実施していることなどが影響したようだ。

 出発旅客を方面別でみると、18.1%増となった韓国が1万7000人と最も多く、次いで、中国が11.6%減だったものの1万2900人、東南アジアが27.8%増の1万2400人、台湾・香港が6.1%増の1万2100人となった。中国は上海万博の反動を受け前年に比べて減少した。東南アジアについては、バンコクのデモにより落ち込んでいたものの回復してきており、夏季休暇の長期化による需要が高まったと見込んでいる。