香港、MICEが好調、上半期は全世界から1割増-日本も回復傾向に
香港政府観光局(HKTB)によると、上半期に全世界からMICEを目的として香港を訪問した人の数が、前年比10.3%増の72万5779人となった。日本市場からも、例えばコンベンションの参加者は1月から5月まででプラス成長しており、展示会・見本市は春に開催されたものは日本企業の参加が減少したが、夏以降は前年以上の参加が見込まれるものが多くなっているという。
また、インセンティブも震災により一旦落ち込んだが、4月以降は徐々に回復しており、大型の団体旅行も確定してきているところ。HKTBによると、4月から8月1日までの間に100名以上の団体旅行が19件確定した。これとは別に、震災前に確定していた1500名から2000名規模の団体も、当初の計画通り実施を予定している。これら20件のみで参加者数は5000名を超える見込みだ。