ルフトハンザ、バイオ燃料の定期便を開始、フィンエアーは長距離を運航
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は7月15日から、ハンブルグ/フランクフルト間で、バイオ燃料による運航を開始した。LHによると、バイオ燃料による旅客便の定期便運航は初めてのこと。エアバスA321型機のエンジンの一つに、100%バイオマスを原料としたバイオ燃料と従来の航空燃料を同等の割合で混合して使用する。同路線では今後6ヶ月間、毎日4往復でテスト運航をする。これにより、LHはCO2を約1500トン削減することができるという。
また、フィンエアー(AY)は7月20日、アムステルダム/ヘルシンキ間でバイオ燃料を使用した長距離フライトを運航した。AYによると、両都市間は約1600キロメートル(994マイル)あり、バイオ燃料による商業運航としては世界最長距離であったという。使用した燃料は、リサイクル植物性油と従来の航空燃料を同等の割合で混合したもの、。AYは今後、数週間以内に、バイオ燃料使用したフライトを4便運航する予定だ。