コスタ・クルーズ、新造船「ファボローサ」デビュー、11.5万トン

  • 2011年8月2日

 コスタ・クルーズの新造船「コスタ・ファボローサ」がこのほどデビューした。コスタ・クルーズにとっては15隻目の同船は総トン数11万4500トン、総乗客数3800人で、イタリア国旗を掲げる最大の船舶という。総船室数は1508室で、プライベートバルコニー付きが524室。ファボローサはイタリア語で「素敵」や「おとぎ話」を意味しており、「屋外アクアパーク・ウォーター・プレイグラウンド」には、海賊船と二階分の高さのおとぎ話の城を設置しているという。

 船内にはこのほか、メインレストラン「ボルゴーニャ」「オルレアン」を含む5ヶ所のレストランや13ヶ所のバー、4ヶ所のプール、5ヶ所のジャグジー、カジノ、ディスコ、図書館、各種ショップなどを用意。スパや屋外多目的スポーツ場、ジョギングトラック、フィットネスセンター、ゴルフシミュレーターなども設けている。

 なお、コスタ・ファボローサでは、11月まで地中海・アドリア海のコースを運航し、12月15日から4月6日にかけては中東で8日間の「エミレーツの宝石」コースを運航する。