中部、シンガポールからメディアを招聘、レンタカーツアーをアピール

  • 2011年7月28日

 中部国際空港と国土交通省中部運輸局、中部国際空港利用促進協議会、岐阜県は、中部国際空港を利用する訪日外国人客の拡大をはかるため、シンガポールのメディアとブロガーなどの情報発信者を招聘し、レンタカーツアーをテーマにしたメディアトリップを実施する。これは共同訪日旅客誘致促進事業の一環として実施するもの。中部国際空港によると、シンガポールではレンタカーを使った旅行形態が人気で、すでに北海道や九州では定着しているという。中部地域でのレンタカーを活用した旅行をアピールすることで、レンタカーツアーの定着をめざす考えだ。

 実施期間は2011年7月30日から8月4日の5泊6日で、メディア5名、訪日旅行会社が募集したブロガーなどの情報発信者19名、コーディネーター3名の計27名。情報発信者は訪日旅行会社がモニターとして集めた消費者で、今回のメディアトリップについて、ブログやFacebookで情報発信することを参加条件とした。

 ツアーでは愛知、岐阜、石川、福井の4県を訪問。長良川や奥飛騨温泉、白川郷、東尋坊などをめぐるほか、岐阜の川原町など、列車とバスを乗り継ぐ観光地を訪問先に組み込んだ。