関空、6月の国際線旅客数は10%減-前年を下回るも、回復傾向に

  • 2011年7月22日

 関西国際空港の2011年6月の運営概況(速報値)によると、国際線旅客数は前年比10%減の74万3676人となった。日本人旅客は3%減の51万40人で、外国人旅客は26%減の20万2000人とともに減少。国内線旅客数は15%減の27万7785人となり、総旅客数も11%減の102万1461人と前年を下回った。同社によると、東日本大震災による旅行の自粛傾向が響いたが、5月よりは減少幅が縮小しており、4月の総旅客数25%減の86万1507人を底に着実に回復してきているという。

 なお、旅客便の発着回数については、国際線は6%減の4571回、国内線は7%減の2416回だった。