在日海外観光局協議会（ANTOR－JAPAN）は7月9日、東京ミッドタウンで6回目となる消費者イベント「Let's go海外！」を開催した。当初は5月に開催を予定していたが、東日本大震災の発生を受け延期し、今回の開催となった。当日は各国観光局を中心に航空、鉄道など36ブースが出展し、パンフレットの配布や質疑応答など旅行情報を提供。ステージではアーティストやダンサーによるパフォーマンスが実施され、イベントに華を添えた。

　今年は従来のスタンプラリーにかえて、東日本大震災チャリティオークションを開催。出展者から航空券やワイン、オリジナルグッズなどを募り会場内で入札をした。

　ANTOR副会長・事務局長を務めるベルギー観光局ワロン・ブリュッセル日本支局局長のダミアン・ドーム氏によると、来場者数は夏休み期間に開催し、約1万5000人が来場した昨年に比べるとやや少ない印象ではあるものの、各ブースでじっくりと話を聞く人が多く、より質の高いイベントになったという。