セイコートラベル、済州島カジノツアー販売を本格化-夏休み需要に期待
セイコートラベルサービスは先ごろ、済州島でカジノを楽しむツアーの販売を開始した。2010年下期に成田発のみで設定し好評だった商品で、今上期は成田発に加えて中部、関空発も追加。東名阪あわせて上期中に50名の取り扱いをめざす。
同ツアーではカジノでのチップ交換額にあわせて3種類のコースを用意。旅行代金はカジノホテルが一部負担していることもあり、それぞれ5555円、7777円、8888円に設定。ただし、最低でも50万円以上をチップと交換する必要がある。また、ツアー中に毎日1回以上、バカラとブラックジャックをメインに1日4時間以上カジノを利用し、チップ交換は初日に、換金は最終日のみおこなうなどの条件もつけた。
ニッチマーケット向けの商品であるものの、前年下期は想定より多い15名の販売実績があったと評価する。今上期は東日本大震災の影響もあり出足が遅れたが、6月24日時点で7名の販売実績がある。さらに、問合せも増えてきており、夏休み需要の高まりに期待を示す。また、同商品は原価が確定しているため、リテーラーにとっては旅行代金を全額、販売手数料として収受できるというメリットがあるという。