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夏のボーナス使い道、1位国内、5位海外旅行-海外は50代以上の意欲高く

  • 2011年6月23日

 電通総研が6月上旬に実施した調査によると、夏のボーナスの使い道として検討している商品やサービスで、国内旅行が22.2%で1位、海外旅行が5.7%で2位となった。前年は国内が28.6%、海外が9.5%で今年は割合が減少したものの、順位は変わらなかった。同調査は、6月4日と5日に学生を除く20歳から69歳までの男女1200名を対象としてインターネット上で実施したもの。

 年齢層別の海外旅行の検討状況では、30代が11.0ポイント減の21.5%と大幅に減少。逆に最も減少幅が小さかったのは、50代の2.6ポイント減25.1%、40代の3.6%減21.9%であった。また、年齢層別の順位では、30代と40代は6位であった一方、50代と60代(7.7%)は3位に。20代(3.8%)は5位となった。

 一方、夏期休暇の日数は5日間が23.3日と最も多く、次いで3日間が14.8%、10日間が12.7%。昨年と比べて長いか短いかを聞いた質問では、昨年と変わらないとの答えが71.7%に達し、短いが10.7%、長いが9.0%となった。

 このほか、夏期休暇の過ごし方を聞いた質問では、1泊の国内旅行が9.5%、2泊が6.5%、3泊が2.7%、4泊が0.7%、5泊以上が0.5%。日帰り旅行も16.7%、帰省も24.9%となった。海外旅行は、1週間以内が2.6%、2週間以内が1.0%、2週間以上が0.3%でであった。

 なお、ボーナス支給額は前年の63.1万円から微減の60.7万円。このうち、使途として買い物やレジャーに回すと回答されたのは7.8%であった。