日本航空、燃油サーチャージ値上げ、欧米線5.8万円に

  • 2011年6月21日

 日本航空(JL)は6月21日、8月以降の発券分について、燃油サーチャージを引き上げると発表した。基準とする4月と5月のシンガポールケロシン市況価格が2ヶ月平均で1バレルあたり132.66米ドルとなったため。2月、3月の平均と比較すると10米ドル値上がりしている。新しい燃油サーチャージ額は、韓国線で片道500円増の3000円、最も高い欧米・中東・オセアニア線では4000円増の2万9000円とした。詳細は下表の通り。

 なお、燃油サーチャージをめぐっては需要への影響を懸念した日本旅行業協会(JATA)が、先ごろに国土交通省航空局に対して廃止を求める要望書も提出している。

※訂正案内(6月21日16時02分)
訂正箇所:タイトル

誤:5.4万円
 ↓
正:5.8万円