チリ、アルゼンチン、「プジェウエ火山」噴火の影響-続報2
現地時間2011年6月04日(土)に発生いたしました、チリ南部の「プジェウエ火山」の噴火に伴う影響について、現地6月07日現在の情報をお知らせいたします。
【フライトへの影響】
■アルゼンチンの状況
火山灰がブエノスアイレス上空に入って来たことから、現地6月07日午前よりブエノスアイレスの国際空港・国内空港ともに一時的に閉鎖となりました。同措置は、同日16:00に解除されました。これにより「エセイサ国際空港」(EZE)では、国際線32便が欠航となりました。
同日午後19:00の情報によりますと、現在は状況が安定していることから、北部などのへの路線については、徐々に運航を再開し始めているとのことです。
一方、チリ路線、及び南部方面へのフライトに関しては、現在も再開のメドはたっておりません。
■ボリビアの状況
直接火山灰の影響を受けてはおりませんが、国際線の多くの便が欠航となっています。
ブラジルのTAM航空やGOL航空の国内線も数便が運休となっております。
■ブラジルの状況
航空局によると、国際定期便の37%にキャンセルや遅れが生じているとの発表が出ております。
■ペルーの状況
現地6月07日のリマ~ブエノスアイレス線は、ほぼ全便がキャンセルとなりました。
また、ラン航空のリマ~イグアス線に遅延が生じております。
この灰はブラジルやウルグアイにも到達しており、今後南米大陸の多くの航空便に影響を及ぼす可能性が出て来ております。
なお、火山活動は収束に向かっていると発表されておりますが、事態が今後どのように推移するかは未知数です。同地域へのご旅行をご予定、また現在該当地域にご滞在中の方は、ご注意ください。
※6月07日発出情報
http://www.otoa.com/news_detail.php?id=19940
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会