韓国観光公社、全旅と業務協定締結−麗水世界博覧会の日本人誘致促進はかる
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一方、KTOはANTAのツアー販売促進や視察ツアーを積極的に支援し、協力する。支援の内容については今後ANTAと詳細を検討していく。視察ツアーは2011年中に実施する考え。また、2012年麗水世界博覧会組織委員会は、全旅がツアーを企画する際、KTOを通じて広報マーケティングを積極的に支援する。さらに、全旅が企画するツアーの参加者に対し、優先的にパビリオンを観覧できるようにするなどのサポートも実施する。
KTO福岡支社によると、世界博覧会の開催にともない、2010年からKTOと業務提携を実施しているJR九州高速船ビートルが臨時のチャーター便を設定するという。世界博覧会の開催期間中、博多港と麗水新港を約3時間45分で結ぶ予定で、約30便を運航する計画だ。1便あたり150人の乗船が可能であるため、観光客の誘致に大きく期待ができるという。2011年6月22日には試運転を実施し、メディアと旅行会社向けに2泊3日のモニターツアーを実施。世界博覧会の会場や、会場周辺の全羅道を視察するという。
なお、2012年麗水世界博覧会は、「生きている海、息づく沿岸」をテーマに5月12日から8月12日に麗水市で開催される国際博覧会で、日本をはじめ98ヶ国が参加する。
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