ANAセ、夏の「旅ドキ」、家族需要など取り込み12%増1.2万人めざす

  • 2011年5月12日
 ANAセールスは5月12日から、7月から10月出発の「ANAハローツアー 旅ドキ」シリーズを順次発売する。地方需要を取り込むため、国際線発着空港までの国内線特別追加プランを往復1000円と7000円で設定したほか、各パンフレットの巻頭ページで「夏バケファミリー」をコンセプトとして、家族向けの特典を組み込んだコースを掲載。また、出発の30日前までにツアーの手配が完了した参加者に並び席を追加代金なしで提供するなどし、前年比12%増の1万2300万人の取り扱いをめざす。

 設定方面は10方面で、成田・羽田のほか、関空、中部、米子、高松発のパンフレットも用意。ツアーでは、例えばハワイの場合、3名以上で羽田発であれば周辺の駐車場の無料プランか、周辺ホテルの後泊利用で旅行代金を3000円割り引く「後泊サポートプラン」を用意。夏バケファミリーでは、6日から8日間の旅行代金を同額に設定したほか、2歳以上12歳未満の子供代金を大人の半額に設定。また、方面によって、早期割引やシニア割引なども設定している。


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