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デルタ航空、「e搭乗券」を日本4空港で導入へ−予約から搭乗まで対応

  • 2011年4月21日
 デルタ航空(DL)は4月20日、スマートフォンを搭乗券の代わりに使用可能な「e搭乗券」のサービスを成田、関空、中部の各空港で開始した。羽田空港も6月の運航再開と同時に利用可能とする。これによりDLの搭乗客は、チェックイン、搭乗券の受け取り、セキュリティチェック、搭乗までをすべて自身のスマートフォンで済ますことができるようになる。

 対応するスマートフォンはiPhone、Android、BlackBerry、Windows MobileのOSを搭載したもの。DLのパソコン用、携帯用の両ウェブサイトでチェックイン手続きをおこない、e搭乗券をスマートフォンに送信。これにより、スマートフォンを持参すれば、紙の搭乗券がなくても手荷物検査場でのセキュリティチェックを通過し、出発ゲートから搭乗することが可能だ。

 なお、DLでは2011年、e搭乗券のサービスを利用可能な空港を前年比40%増とし、現在は全世界で69空港としている。これはDLの大規模なIT投資の一環といい、今後もウェブサイトでの予約機能の改善や携帯用サイトの拡充、iPhoneやBlackBerry対応アプリの導入などを計画中だ。


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