成田、2月の国際線方面別旅客数、アジア以外で前年割れ−JL減便響き

  • 2011年3月30日
 成田国際空港(NAA)によると、2月の国際線方面別旅客数はアジアを除く全方面で前年を下回る結果となった。日本航空(JL)の減便が大きな要因となっているという。もっとも減少幅が大きかったのは台湾の32%で、JLに加え全日空(NH)やエバー航空(BR)の減便が重なったことが響いた。また、香港は17%減、韓国は15%減と2桁減となった。増加したのはその他のアジアのみで、1%増と微増となった。


▽国際線方面別旅客数2月(方面/前年比/人数)
太平洋線/8%減/28万100人
アジア/1%増/22万3200人
中国/7%減/14万2400人
欧州/1%減/15万3700人
韓国/15%減/10万7900人
台湾/32%減/6万4900人
香港/17%減/6万8400人
オセアニア/8%減/4万9000人
グアム/12%減/5万8500人