KNT、1月の海外旅行取扱額は5.2%増−海外、国内とも一般団体が好調

  • 2011年3月7日
 近畿日本ツーリスト(KNT)の2011年1月の旅行総取扱額は前年比1.1%増の213億4273万1000円となった。このうち、海外旅行は5.2%増の85億9138万1000円。団体旅行では、学生団体が12.5%減の3億691万6000円と減少したが、一般団体が27.7%増の10億1186万7000円と好調に推移した結果、15.3%増の13億1878万4000円と増加した。個人旅行も2.5%増の30億9677万円と堅調に推移した。企画旅行では、ホリデイが3.9%増の41億6215万5000円となり、合計で4.2%増の41億7582万6000円と増加した。

 国内旅行では、学生団体が7.6%減の24億8143万4000円と落ち込んだものの、一般団体が26.1%増の13億8924万3000円と好調に推移。団体旅行全体では2.2%増の38億7067万7000円となった。企画旅行では契約の伸びが若干鈍化し、メイトが1.7%増の53億7381万7000円となり、合計でも1.7%増の53億7398万8000円だった。個人旅行は10.7%減の28億8384万6000円と前年を下回った。

 国際旅行では24.9%増の3億3333万4000円と大幅に増加。尖閣諸島問題や円高による影響から立ち直ったとの分析だ。


※数値はKNTとKNT北海道、KNT九州との合算