ブリティッシュ・エアウェイズ、羽田に就航−米系2社も運航開始
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キャシディー氏は、羽田線の強みとして、ロンドン到着時間が午前10時の到着であることから、国内線や欧州域内線への乗り継ぎが向上することを強調。日本側でも、日本航空(JL)との連携により国内やアジアへの乗り継ぎが容易にできることをアピールした。一方、成田路線では4月から、新たに受納するボーイングB777-300ER型機を投入。「すべてのクラスで新しいプロダクトをご利用いただける」という。
なお、初便搭乗率は往復ともに約80%。会見では外務・英連邦省閣外相のデビッド・ハウエル氏、駐日英国大使のディビッド・ウォレン氏、東京国際空港ターミナル(TIAT)代表取締役社長の霜田明彦氏も登壇し、羽田就航を祝った。
▽AAとDLも路線開設−ワンワールドは1日約19便を運航へ
2月20日は、BA以外にもアメリカン航空(AA)が羽田で、決定済みの路線はすべて出そろったことになる。
3アライアンスのうち、特にワンワールドはJLのパリ、BAのロンドンと欧州2路線を独占運航するなど積極的に路線を設定。1日あたり約19便で世界12都市をつなぐことになり、羽田発着国際線の提供座席数では3アライアンスの中で最大規模という。