現地レポート:ペルー、富裕層向けインフラが整備
富裕層向けのインフラが整備されたペルー
ナスカ、マチュピチュにアマゾン体験のアクセントも
ペルーといえばナスカやマチュピチュなど、圧倒的な観光素材で世界中から旅行者を集めるデスティネーションだ。近年は各地に5ツ星ホテルがオープンするなど、富裕層へ向けたインフラが整備され、日本では富裕層を中心に渡航者数が増えている。昨年11月下旬にペルー政府観光局とラティーノが実施した研修旅行では、ナスカやマチュピチュのほか、アマゾンでのアクティビティを体験。リマやクスコなどに新築された高級ホテルを視察した。参加者は富裕層やリピーターを確保する新たな可能性を探っていた。
リマやクスコに高級ホテルやお洒落なスポットが相次いでオープン
ペルーは日本の約3.4倍の国土に約3000万人の人口をもつ。日本から112年前に移民が渡り、昨年は日本と自由貿易協定が締結されるなど、日本との関係が深い。今回は日本からデルタ航空(DL)を利用し、アトランタ経由で首都リマまで約23時間。同日の到着が可能だ。
リマの新市街ミラフローレス地区には、窓から美しい海岸が望める「ミラフローレス・パーク・プラザ」など5ツ星、4ツ星ホテルが多く建つ。海岸沿いには遊歩道や公園、お洒落なショッピングセンターやレストラン街が新設され、観光客や地元の人々で賑わっている。世界遺産の旧市街や、古代アンデス美術の粋を集めたラルコ博物館も見どころの一つだ。
一方、クスコはインカ時代の名残とスペイン征服の歴史が混在する古都だ。ここでも修道院を改装した「ホテル・モナストリオ」、2年前にオープンした「カーサ・カルタゲーナ」など高級ホテルが相次いで建設されている。カテドラルが中心に建つアルマス広場は、その美しさと歴史的価値により世界遺産に指定された。丘の上からは旧市街の美しい景色が望め、近郊にある巨石で有名なインカの遺跡サクサイワマンは、一見の価値がある。
ナスカの地上絵はオプションにするのも一案
パラカスではマリンスポーツが楽しめる
リマに到着した翌日は、早朝パンアメリカン・ハイウェイを南下し、ナスカ観光の拠点であるピスコへ向かった。もちろん、ここの目玉はナスカの地上絵だが、レポートではあえて別の素材を紹介したい。
例えば、ピスコではサンドバギーで砂漠を体験。起伏に富んだ砂漠を猛スピードで走り抜ける様は、まるでジェットコースターに乗っているようだ。遠くに目をやれば、白い砂丘の彼方に見えるオアシスが美しい。「ペルーの砂漠」は意外性に富んだ楽しいアトラクションだ。
ピスコの南にあるパラカスでは、2009年にラグジュアリーなリゾート型ホテル「ホテル・パラカス」、「ダブルツリー・バイ・ヒルトン・リゾート・ペルー」が相次いでオープンした。温水プールや贅沢なスパ、プライベートビーチを備え、釣り、ヨット、パラセーリングなどのマリンスポーツが楽しめる。ミニキッチンを備えた部屋は、家族連れや滞在型の客におすすめだ。バードウォッチングで知られるバジェスタス島への遊覧船もパラカスから出発する。「ナスカ以外にもバジェスタス島、マリンスポーツ、ホテルライフなど選択肢が広がる」と、参加者は新しい商品の可能性に思いをめぐらせる。
ホテルからマチュピチュ駅へ直接往復
マチュピチュは「パワースポット」として商品化
マチュピチュ観光の拠点となるウルバンバ周辺にも、近年個性あふれる豪華ホテルが相次いでオープンした。「アランワ」、「リオ・サグラード」など、共通しているのは、まるで庭園のなかにホテルがあるような伸びやかな空間だ。マチュピチュ駅へは、通常オヤンタイタンボ駅から列車に乗るが、ホテル「リベルタドール・タンボ・デル・インカ」では昨年12月に敷地内に鉄道を引き込み、1日1回、展望車によるマチュピチュ駅への往復を可能にしている。
マチュピチュは今年発見100年目を迎える。昨年2月の水害で一時通行不能になったが、完全に復旧しており、アクセスに不安はない。実際に訪れてみると、その美しく神秘的なたたずまいに圧倒される。マチュピチュの最高地点にたつ日時計と、背後にそびえるワイナピチュはともにパワースポットとして知られ、「ハワイやセドナ同様、“パワースポットを訪れる旅”として商品化したい」とアイデアを語る参加者も。マチュピチュとワイナピチュはともに登山可能。次は家族を連れて来たい。次はマチュピチュが見えるロッジに滞在したいなど、早くも再訪の意欲をかきたてられる。
復路は、オリエント・エクスプレス社資本のペルーレイル社が誇る豪華列車「ハイラム・ビンガム号」を利用した。夕食のあとはフォルクローレショーが行われているバーへ移動。ペルーワインを味わいながら、素晴らしい一日の締めくくりにふさわしい楽しいひと時を過ごした。
イキトスは、日本からいちばん近いアマゾン
ペルーはアンデスなど高地のイメージが強いが、実は国土の6割はアマゾンの熱帯雨林だ。アマゾン観光はブラジルでもマナウスを基点に行なわれているが、マナウスへは日本から約30時間のロングフライトとなる。ペルーのアマゾン観光の玄関口となるイキトスは、日本から約25時間。日本から最もアクセスしやすいアマゾンの都市といえる。
アマゾンはまだ日本人にはなじみが薄いが、ジャングルにあるロッジに宿泊し、流域の自然を観察したり周辺の村々を訪れたりする「アマゾン体験ツアー」は、アメリカ人を中心に人気が高い。マナウスでは経験できない原住民のコミュニティ訪問も、魅力の一つだ。
イキトスから高速ボートに乗り、アマゾン本流を遡る。大きな島々が点在しているが、雨期になるとこれらは水面下に埋没するという。アマゾンがどれだけ広大な流域面積であるか、改めて実感する。
支流では時折ピンクイルカが水面に姿を現す。約1時間で「チバ・トップス・ロッジ」に到着。ジャングルを切り拓いて作ったロッジは、中心にレセプションとレストランの棟があり、インターネットも使用できる。宿泊棟は素朴な作りながら清潔。広い敷地の至るところに熱帯の花が咲いており、心がなごむ。「花が綺麗で、中高年でも十分にくつろげる」と女性参加者。実際滞在しているのは中高年のグループが中心、次いで若いカップルだ。
少数民族の村訪問やジャングル・ウォーキング、アマゾンならではの体験
アマゾン2日目は、早朝のバードウォッチングのほか、ピラニア釣りや近くの町の市場を訪問。少数民族の住むパルメラス村では、笛と打楽器を伴奏にシンプルなダンスをともに踊ったあと、今も猟で使うという吹き矢を体験した。ここに住むヤグアス族は通常、100人から200人のコミュニティを作って暮らしている。病気になると8割の人々はシャーマンを頼るという。村人たちはみなシャイだが、宣教師の教育により子供たちは多少のスペイン語を解す。
ロッジの裏に続くジャングルを、ガイドとともに歩いてみた。夜のジャングルは虫やカエルの鳴き声で、予想外に賑やかだ。ライトを消すと、隣に立っている人もまったく見えない漆黒の闇に包まれた。
一方、昼のジャングルはとにかく蒸し暑い。熱帯雨林の名の通り、雨の恵みを受けた木々が絡み合うようにして生い茂っている。樹齢100年から200年の大木も珍しくない。サルや鹿、オウムが生息しているというが今回は姿を見せず、1時間のウォーキング体験が終わった。
ニューリッチには付加価値、
オールドリッチには負担の軽減が鍵
現在ペルーへの日本人渡航者数は、年間約4万人。東京、大阪、名古屋など大都市発のパッケージ・ツアーの参加者が中心。課題として「料金が高い」「日程がきつい」「世界遺産等の観光以外の要素が少ない」という点があげられている。
インフラの整備に伴い富裕層の集客に期待が寄せられているが、こうした理由から40代から50代のニューリッチと呼ばれる若い富裕層は、ペルーツアーを敬遠しがちである。ただし、この層は自己顕示欲が強く、作ろうと思えば時間を確保でき、英語を話せる人が多い。定番観光以外の「何か」を付加価値として加え、「こんな体験をした」「日本人として初めて」など、後日彼ら自身がアピールできる素材を提示したい。挑戦意欲や達成感をかきたてる登山やトレッキング、アマゾンでのアクティビティなどがおすすめだ。
一方、リタイア層を中心とした年齢の高いオールドリッチにとっては、遠距離や強行軍のため、「1回参加すれば十分」という印象が強く、リピーター化が困難だ。したがって、移動の負担を軽くすることが重要課題となる。多少高くなってもバスではなく航空便を利用し、「2名催行」「セダン車利用」などで肉体的、精神的ストレスを軽減したい。観光素材を自由に組み合わせ、選択できるようにするのもいい。
なお、ペルー政府観光局(PROMPERU)は日本での活動拠点を設置。日本パートナーとして、中南米専門にオペレーター事業を展開するラティーノと日本における観光促進活動の協定条約を結んだ。両者は札幌、仙台、広島、福岡など日本各地でセミナーを共催するなど、日本でのペルー観光の推進に努めている。
ナスカ、マチュピチュにアマゾン体験のアクセントも
ペルーといえばナスカやマチュピチュなど、圧倒的な観光素材で世界中から旅行者を集めるデスティネーションだ。近年は各地に5ツ星ホテルがオープンするなど、富裕層へ向けたインフラが整備され、日本では富裕層を中心に渡航者数が増えている。昨年11月下旬にペルー政府観光局とラティーノが実施した研修旅行では、ナスカやマチュピチュのほか、アマゾンでのアクティビティを体験。リマやクスコなどに新築された高級ホテルを視察した。参加者は富裕層やリピーターを確保する新たな可能性を探っていた。
リマやクスコに高級ホテルやお洒落なスポットが相次いでオープン
ペルーは日本の約3.4倍の国土に約3000万人の人口をもつ。日本から112年前に移民が渡り、昨年は日本と自由貿易協定が締結されるなど、日本との関係が深い。今回は日本からデルタ航空(DL)を利用し、アトランタ経由で首都リマまで約23時間。同日の到着が可能だ。
リマの新市街ミラフローレス地区には、窓から美しい海岸が望める「ミラフローレス・パーク・プラザ」など5ツ星、4ツ星ホテルが多く建つ。海岸沿いには遊歩道や公園、お洒落なショッピングセンターやレストラン街が新設され、観光客や地元の人々で賑わっている。世界遺産の旧市街や、古代アンデス美術の粋を集めたラルコ博物館も見どころの一つだ。
一方、クスコはインカ時代の名残とスペイン征服の歴史が混在する古都だ。ここでも修道院を改装した「ホテル・モナストリオ」、2年前にオープンした「カーサ・カルタゲーナ」など高級ホテルが相次いで建設されている。カテドラルが中心に建つアルマス広場は、その美しさと歴史的価値により世界遺産に指定された。丘の上からは旧市街の美しい景色が望め、近郊にある巨石で有名なインカの遺跡サクサイワマンは、一見の価値がある。
ナスカの地上絵はオプションにするのも一案
パラカスではマリンスポーツが楽しめる
リマに到着した翌日は、早朝パンアメリカン・ハイウェイを南下し、ナスカ観光の拠点であるピスコへ向かった。もちろん、ここの目玉はナスカの地上絵だが、レポートではあえて別の素材を紹介したい。
例えば、ピスコではサンドバギーで砂漠を体験。起伏に富んだ砂漠を猛スピードで走り抜ける様は、まるでジェットコースターに乗っているようだ。遠くに目をやれば、白い砂丘の彼方に見えるオアシスが美しい。「ペルーの砂漠」は意外性に富んだ楽しいアトラクションだ。
ピスコの南にあるパラカスでは、2009年にラグジュアリーなリゾート型ホテル「ホテル・パラカス」、「ダブルツリー・バイ・ヒルトン・リゾート・ペルー」が相次いでオープンした。温水プールや贅沢なスパ、プライベートビーチを備え、釣り、ヨット、パラセーリングなどのマリンスポーツが楽しめる。ミニキッチンを備えた部屋は、家族連れや滞在型の客におすすめだ。バードウォッチングで知られるバジェスタス島への遊覧船もパラカスから出発する。「ナスカ以外にもバジェスタス島、マリンスポーツ、ホテルライフなど選択肢が広がる」と、参加者は新しい商品の可能性に思いをめぐらせる。
ホテルからマチュピチュ駅へ直接往復
マチュピチュは「パワースポット」として商品化
マチュピチュ観光の拠点となるウルバンバ周辺にも、近年個性あふれる豪華ホテルが相次いでオープンした。「アランワ」、「リオ・サグラード」など、共通しているのは、まるで庭園のなかにホテルがあるような伸びやかな空間だ。マチュピチュ駅へは、通常オヤンタイタンボ駅から列車に乗るが、ホテル「リベルタドール・タンボ・デル・インカ」では昨年12月に敷地内に鉄道を引き込み、1日1回、展望車によるマチュピチュ駅への往復を可能にしている。
マチュピチュは今年発見100年目を迎える。昨年2月の水害で一時通行不能になったが、完全に復旧しており、アクセスに不安はない。実際に訪れてみると、その美しく神秘的なたたずまいに圧倒される。マチュピチュの最高地点にたつ日時計と、背後にそびえるワイナピチュはともにパワースポットとして知られ、「ハワイやセドナ同様、“パワースポットを訪れる旅”として商品化したい」とアイデアを語る参加者も。マチュピチュとワイナピチュはともに登山可能。次は家族を連れて来たい。次はマチュピチュが見えるロッジに滞在したいなど、早くも再訪の意欲をかきたてられる。
復路は、オリエント・エクスプレス社資本のペルーレイル社が誇る豪華列車「ハイラム・ビンガム号」を利用した。夕食のあとはフォルクローレショーが行われているバーへ移動。ペルーワインを味わいながら、素晴らしい一日の締めくくりにふさわしい楽しいひと時を過ごした。
イキトスは、日本からいちばん近いアマゾン
ペルーはアンデスなど高地のイメージが強いが、実は国土の6割はアマゾンの熱帯雨林だ。アマゾン観光はブラジルでもマナウスを基点に行なわれているが、マナウスへは日本から約30時間のロングフライトとなる。ペルーのアマゾン観光の玄関口となるイキトスは、日本から約25時間。日本から最もアクセスしやすいアマゾンの都市といえる。
アマゾンはまだ日本人にはなじみが薄いが、ジャングルにあるロッジに宿泊し、流域の自然を観察したり周辺の村々を訪れたりする「アマゾン体験ツアー」は、アメリカ人を中心に人気が高い。マナウスでは経験できない原住民のコミュニティ訪問も、魅力の一つだ。
イキトスから高速ボートに乗り、アマゾン本流を遡る。大きな島々が点在しているが、雨期になるとこれらは水面下に埋没するという。アマゾンがどれだけ広大な流域面積であるか、改めて実感する。
支流では時折ピンクイルカが水面に姿を現す。約1時間で「チバ・トップス・ロッジ」に到着。ジャングルを切り拓いて作ったロッジは、中心にレセプションとレストランの棟があり、インターネットも使用できる。宿泊棟は素朴な作りながら清潔。広い敷地の至るところに熱帯の花が咲いており、心がなごむ。「花が綺麗で、中高年でも十分にくつろげる」と女性参加者。実際滞在しているのは中高年のグループが中心、次いで若いカップルだ。
少数民族の村訪問やジャングル・ウォーキング、アマゾンならではの体験
アマゾン2日目は、早朝のバードウォッチングのほか、ピラニア釣りや近くの町の市場を訪問。少数民族の住むパルメラス村では、笛と打楽器を伴奏にシンプルなダンスをともに踊ったあと、今も猟で使うという吹き矢を体験した。ここに住むヤグアス族は通常、100人から200人のコミュニティを作って暮らしている。病気になると8割の人々はシャーマンを頼るという。村人たちはみなシャイだが、宣教師の教育により子供たちは多少のスペイン語を解す。
ロッジの裏に続くジャングルを、ガイドとともに歩いてみた。夜のジャングルは虫やカエルの鳴き声で、予想外に賑やかだ。ライトを消すと、隣に立っている人もまったく見えない漆黒の闇に包まれた。
一方、昼のジャングルはとにかく蒸し暑い。熱帯雨林の名の通り、雨の恵みを受けた木々が絡み合うようにして生い茂っている。樹齢100年から200年の大木も珍しくない。サルや鹿、オウムが生息しているというが今回は姿を見せず、1時間のウォーキング体験が終わった。
ニューリッチには付加価値、
オールドリッチには負担の軽減が鍵
現在ペルーへの日本人渡航者数は、年間約4万人。東京、大阪、名古屋など大都市発のパッケージ・ツアーの参加者が中心。課題として「料金が高い」「日程がきつい」「世界遺産等の観光以外の要素が少ない」という点があげられている。
インフラの整備に伴い富裕層の集客に期待が寄せられているが、こうした理由から40代から50代のニューリッチと呼ばれる若い富裕層は、ペルーツアーを敬遠しがちである。ただし、この層は自己顕示欲が強く、作ろうと思えば時間を確保でき、英語を話せる人が多い。定番観光以外の「何か」を付加価値として加え、「こんな体験をした」「日本人として初めて」など、後日彼ら自身がアピールできる素材を提示したい。挑戦意欲や達成感をかきたてる登山やトレッキング、アマゾンでのアクティビティなどがおすすめだ。
一方、リタイア層を中心とした年齢の高いオールドリッチにとっては、遠距離や強行軍のため、「1回参加すれば十分」という印象が強く、リピーター化が困難だ。したがって、移動の負担を軽くすることが重要課題となる。多少高くなってもバスではなく航空便を利用し、「2名催行」「セダン車利用」などで肉体的、精神的ストレスを軽減したい。観光素材を自由に組み合わせ、選択できるようにするのもいい。
なお、ペルー政府観光局(PROMPERU)は日本での活動拠点を設置。日本パートナーとして、中南米専門にオペレーター事業を展開するラティーノと日本における観光促進活動の協定条約を結んだ。両者は札幌、仙台、広島、福岡など日本各地でセミナーを共催するなど、日本でのペルー観光の推進に努めている。
豊富な素材を生かした多彩なペルー料理
ペルーには変化に富んだ地形と気候があり、そのため
多彩な食材に恵まれている。近隣各国からはペルーの味
覚を楽しむツアーが多く訪れており、ペルー政府観光局
も「ペルー料理」のプロモーションに力を入れている。
海岸地方では新鮮な魚介類をレモンで締め、紫タマネ
ギと和えたセビチェが有名。さっぱりした味は日本人の
口に良く合う。山岳地方ではアルパカのカルパッチョや
アルパカのステーキが名物だ。2000種類あるジャガイモ
は様々な料理に使われている。
ペルーで一般的に飲まれているのが、インカコーラと
紫色のトウモロコシから作られたチチャジュースだ。ブ
ドウの蒸留酒ピスコはペルーの代表的なアルコールで、
レモンと卵の白身、砂糖を加えてシェイクしたピスコサ
ワーは人気のカクテルだ。
取材協力:ペルー政府観光局、ラティーノ
取材:戸谷美津子