デルタ航空、成田空港のサービス拡充−優先レーンや顧客サービス担当など

  • 2011年2月3日
 デルタ航空(DL)は成田空港での顧客サービスの向上を目的に、2つのカスタマーサービスを導入する。ひとつは、DLのチェックインカウンターのある第1ターミナル北ウイングのセキュリティチェックへの、優先レーンの設置。DLのビジネスクラスの利用者やFFP「スカイマイル」の上級の会員のほか、エールフランス航空(AF)や大韓航空(KE)など、北ウイングを利用する航空会社のプレミアムクラスの旅客も利用可能とする。

 もうひとつのサービスは、プレミアムサービス専門スタッフ「レッドコート」の導入。専門知識と高度なスキルを有する厳選したメンバーで構成し、その場で旅客の問題を対応する。スタッフは見た目にわかりやすいように、赤色のジャケットを着用しており、米国ではレッドコートがDLの空港サービスのシンボルとなっているという。

 両サービスは2010年12月後半から1月末まで試験運用を実施しており、好評を得たことから、本格運用に切り替える。今後もDLでは成田発着便、成田経由便のサービス、利便性の向上をはかる。