フィジー政観、地方送客の割合が増加、2011年は首都圏にも注力
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セミナーには、コードシェア便を運航するキャセイパシフィック航空(CX)とFJのほか、大韓航空(KE)、コンチネンタル航空(CO)、ニューギニア航空(PX)、ニュージーランド航空(NZ)の航空会社6社のほか、プランテーション・アイランド・リゾートも参加し、アクセスやサービスを紹介。乗り継ぎ時間は往路1時間10分のCOと復路1時間のKEが最短を競う中、CXも日本からの便数の多さや都会的な香港との組み合わせを強調。距離的に無駄がないPXは、8日間のツアースケジュールを提示。NZは太平洋路線の充実を利点に、他社との共存をアピールした。
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さらに、異業種との協働では、昨年実施した、下着メーカーのトリンプやスーツケースメーカーのサムソナイトとのフィジー旅行プレゼントキャンペーンを今年も継続。トリンプとは昨年大阪で実施したが、今年は開催時期をゴールデンウィークに移し、全国へと拡大。同社が顧客層とする10代後半から30代女性への認知をはかる。セントラルスポーツクラブとも、ヨガなどを盛り込んだボディメイキングツアーの催行が決定しており、川端氏自身が添乗員とインストラクターを務めるという。また、5月にはフィジーでワークショップ「フィジー・ツーリズム・エクスチェンジ」開催も予定している。