DS模擬問題：マルタ編 マルタでアクティブにスポーツを！
問 マルタマラソンについての記述で、間違っているものは次のうちどれか
A 25年の歴史がある
B ヨーロッパの国々が真冬の2月に開催される
C マラソンとウォーキングの2種目あり、それぞれフルとハーフがある
D 参加者は約1500名に及ぶ
――正解は下記へ
ココに注目！
▽ヨーロッパ最古といわれる国際マラソン
各国でマラソンのブームが続いている。海外のマラソン大会に参加する日本人も年々増加しており、マラソンは“目的ある海外旅行”を代表する1つとなっているようだ。マルタで行われる「マルタマラソン」もその1つ。25年の歴史を誇る同大会は毎年2月におこなわれ、その年にヨーロッパで最も早く開催される国際マラソン大会となっている。ヨーロッパの2月は真冬だが、地中海に浮かぶマルタは花々が咲き乱れる春を迎えており、気温も15度から19度と温暖。適度な湿度も快適な走りをサポートしてくれるのだ。
コースは、標高240メートルの古都イムディーナから、海抜ゼロの港町スリーマへ至るダウンヒルの一方向。一部、石畳や狭い道などもあるが、下りで走りやすいルートは好結果を得やすいとランナーの間で評判だ。何よりマルタの変化に富んだ風景を楽しみながら参加できるのが魅力で、中世の雰囲気が残る古都イムディーナ、世界遺産の街ヴァレッタ、地中海を望む海岸沿いなど、風を切って爽快に走ることができる。
2010年の25回大会には、1406名が参加した。国別ではイギリスの224名をトップに、ドイツ195名、日本35名、イタリア31名、フランス18名と続いている。種目は、フルとハーフのマラソン、それにハーフの「ENDOウォーキング」の3種類。2009年、試験的に導入したウォーキングは13名で実施したが、正式種目となった2010年は各国から200名以上が参加し、メディアにも大きく取り上げられている。マルタ観光局日本オフィス局長の遠藤三千雄氏は、地元の人々と交流したり、写真を撮ったりしながら健康的に楽しく、時には歩いてゴールを目指す種目があってもいいのでは、とウォーキングを提案したという。なお、2011年のマルタマラソンは2月27日（日）の開催。参加資格はフルが18歳以上、ハーフとウォーキングが17歳以上。参加費は全種目とも35ユーロで、参加者には記念Tシャツ、完走者にはメダルが贈られる。
▽透明度の高いマルタの海に潜る
マルタのスポーツといえば、忘れてはならないのがダイビングだ。日本人にとっては未知の場所だが、ヨーロッパの人々にとってはダイビングのメッカ。真っ青な地中海に浮かぶマルタでのダイビングは、なんといっても抜群の透明度が魅力で、その深さは平均で30メートル、トップシーズンなら50メートルを超えることもあるという。
数えきれないほどあるダイビング・スポットのなかでも、有名なのはゴゾ島のアズール・ウィンドウだ。ドウェイラ湾の海に突き出た巨大な奇岩は波風の浸食が創り上げたもので、ダイバーはその真下で最大水深25メートルのケープ・ダイビングを楽しむことができる。ほかには、マグロの養殖ポイントで100キログラム級のマグロに接近できるツナ・ダイビングもおすすめ。500匹以上のマグロによるトルネードを見ることもでき、その様はまさに圧巻だ。また、マルタ周辺の海には歴史ある船や海の守り神マリア像などが沈んでおり、ヒストリカル・ダイビングも体験できる。透明度の高さゆえ、どの場所でもはっきりと沈船などを見ることができ、マリア像が沈んでいるポイントは特に人気が高いという。なお、マルタでのダイビング・シーズンは通年だが、水温が低い10月から6月はフルスーツを装備する必要がある。
▽歴史散歩や自然散策もおすすめ
そのほかにも、マルタで楽しめるスポーツやアクティビティは多彩だ。旅行者でも気軽に楽しめるのは、乗馬。マルタらしい牧歌的な風景や海岸沿いなど、自然風景もたっぷり満喫できる。いずれの乗馬クラブもインストラクターが同行するので、安全面も心配いらない。
マルタのゴルフ場は、ロイヤル・マルタ・ゴルフ・クラブの1つだけ。しかし、コース内に2000年前のローマ時代の遺跡が点在しており、一風変わった雰囲気のなかでプレーできるのが特徴だ。旅行者には、ウォーキングやサイクリングもすすめたい。中世の建物が残る街なかやのんびりとした港町、海岸沿いの遊歩道など、歴史や自然を楽しみながら、思い思いのコースを巡るのがいいだろう。日本の旅行会社がハイキングをテーマにしたパッケージツアーを催行しており、プロのインストラクターが同行するコースも用意されている。
なお、マルタではトライアスロンも盛んだ。マルタマラソン同様歴史があり、「ナショナル・トライアスロン・チャンピオンシップ」は、過去に22回開催されている。種目はオリンピックとリレーチームで、距離はいずれもスイム1.5キロメートル、バイク40キロメートル、ラン10キロメートル。2011年は10月2日（日）の開催となっている。
正解：C
A 25年の歴史があるB ヨーロッパの国々が真冬の2月に開催される
C マラソンとウォーキングの2種目あり、それぞれフルとハーフがある
D 参加者は約1500名に及ぶ
――正解は下記へ
ココに注目！
▽ヨーロッパ最古といわれる国際マラソン
各国でマラソンのブームが続いている。海外のマラソン大会に参加する日本人も年々増加しており、マラソンは“目的ある海外旅行”を代表する1つとなっているようだ。マルタで行われる「マルタマラソン」もその1つ。25年の歴史を誇る同大会は毎年2月におこなわれ、その年にヨーロッパで最も早く開催される国際マラソン大会となっている。ヨーロッパの2月は真冬だが、地中海に浮かぶマルタは花々が咲き乱れる春を迎えており、気温も15度から19度と温暖。適度な湿度も快適な走りをサポートしてくれるのだ。コースは、標高240メートルの古都イムディーナから、海抜ゼロの港町スリーマへ至るダウンヒルの一方向。一部、石畳や狭い道などもあるが、下りで走りやすいルートは好結果を得やすいとランナーの間で評判だ。何よりマルタの変化に富んだ風景を楽しみながら参加できるのが魅力で、中世の雰囲気が残る古都イムディーナ、世界遺産の街ヴァレッタ、地中海を望む海岸沿いなど、風を切って爽快に走ることができる。
2010年の25回大会には、1406名が参加した。国別ではイギリスの224名をトップに、ドイツ195名、日本35名、イタリア31名、フランス18名と続いている。種目は、フルとハーフのマラソン、それにハーフの「ENDOウォーキング」の3種類。2009年、試験的に導入したウォーキングは13名で実施したが、正式種目となった2010年は各国から200名以上が参加し、メディアにも大きく取り上げられている。マルタ観光局日本オフィス局長の遠藤三千雄氏は、地元の人々と交流したり、写真を撮ったりしながら健康的に楽しく、時には歩いてゴールを目指す種目があってもいいのでは、とウォーキングを提案したという。なお、2011年のマルタマラソンは2月27日（日）の開催。参加資格はフルが18歳以上、ハーフとウォーキングが17歳以上。参加費は全種目とも35ユーロで、参加者には記念Tシャツ、完走者にはメダルが贈られる。
▽透明度の高いマルタの海に潜る
マルタのスポーツといえば、忘れてはならないのがダイビングだ。日本人にとっては未知の場所だが、ヨーロッパの人々にとってはダイビングのメッカ。真っ青な地中海に浮かぶマルタでのダイビングは、なんといっても抜群の透明度が魅力で、その深さは平均で30メートル、トップシーズンなら50メートルを超えることもあるという。数えきれないほどあるダイビング・スポットのなかでも、有名なのはゴゾ島のアズール・ウィンドウだ。ドウェイラ湾の海に突き出た巨大な奇岩は波風の浸食が創り上げたもので、ダイバーはその真下で最大水深25メートルのケープ・ダイビングを楽しむことができる。ほかには、マグロの養殖ポイントで100キログラム級のマグロに接近できるツナ・ダイビングもおすすめ。500匹以上のマグロによるトルネードを見ることもでき、その様はまさに圧巻だ。また、マルタ周辺の海には歴史ある船や海の守り神マリア像などが沈んでおり、ヒストリカル・ダイビングも体験できる。透明度の高さゆえ、どの場所でもはっきりと沈船などを見ることができ、マリア像が沈んでいるポイントは特に人気が高いという。なお、マルタでのダイビング・シーズンは通年だが、水温が低い10月から6月はフルスーツを装備する必要がある。
▽歴史散歩や自然散策もおすすめ
そのほかにも、マルタで楽しめるスポーツやアクティビティは多彩だ。旅行者でも気軽に楽しめるのは、乗馬。マルタらしい牧歌的な風景や海岸沿いなど、自然風景もたっぷり満喫できる。いずれの乗馬クラブもインストラクターが同行するので、安全面も心配いらない。マルタのゴルフ場は、ロイヤル・マルタ・ゴルフ・クラブの1つだけ。しかし、コース内に2000年前のローマ時代の遺跡が点在しており、一風変わった雰囲気のなかでプレーできるのが特徴だ。旅行者には、ウォーキングやサイクリングもすすめたい。中世の建物が残る街なかやのんびりとした港町、海岸沿いの遊歩道など、歴史や自然を楽しみながら、思い思いのコースを巡るのがいいだろう。日本の旅行会社がハイキングをテーマにしたパッケージツアーを催行しており、プロのインストラクターが同行するコースも用意されている。
なお、マルタではトライアスロンも盛んだ。マルタマラソン同様歴史があり、「ナショナル・トライアスロン・チャンピオンシップ」は、過去に22回開催されている。種目はオリンピックとリレーチームで、距離はいずれもスイム1.5キロメートル、バイク40キロメートル、ラン10キロメートル。2011年は10月2日（日）の開催となっている。
正解：C