JTB大阪は11月26日、地域おこしの取り組みを手伝うプロジェクトの一環で「ええとこみつけ隊　第1弾　おもしろ山口再発見2日間」の販売を開始した。同プロジェクトは、各地で実施されている地域おこしの取り組みが消費者のニーズを把握できていないとの問題認識のもと、関西在住の消費者に実際に現地を訪問してもらい、取り組み内容の評価を確認しつつ、改善点などを探ろうというもの。

　ツアーの参加者は、「ええとこみつけ隊員」として各地の観光名所をめぐり、アンケート形式の「ええとこCHECK」でそれぞれの観光素材を判定。また、帰着後にはクチコミや自身のブログでピーアール活動に協力してもらう。参加は有料だが、割安な設定とし、通常の観光も楽しんでもらえるようにした。今回の山口ツアーは、往復とも新幹線利用で添乗員が同行。湯田温泉の「西の雅　常盤（佳松亭）」に1泊し、フグや地元の名物料理、B級グルメなど5食を付けて大人1名2万7800円とした。