高雄市、台湾南部の観光商品造成に期待−観光セミナー開催
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2009年に台湾を訪問した日本人観光客は100万661人。2010年1月から9月の実績でも前年比6%増の78万人と好調な伸びを記録している。下期には、10月31日にCIが成田/高雄線と羽田/松山線を開設。従来の成田/台北線に加え、週36便の運航スケジュールとなったほか、周遊のコース設定の自由度が大きく向上した。これにより、今年は120万人の誘致を目標にしている。
また、台北駐日経済文化代表処副代表の羅坤燦氏は、「CIの新路線開設、大高雄市の誕生により、台湾南部の旅行商品造成を大いに期待している」と語り、「高雄は空気が良く物価も安い。日本人にも気に入ってもらえるだろう」と述べた。高雄郊外には台湾最南端の恒春半島があり、ダイビングやビーチで楽しむマリンスポーツが盛んだが、CIも成田/高雄線の開設記念として、来年1月29日までサーフボートの超過料金を2枚分まで無料にするサービスを実施するなど、新デスティネーションの開拓に足並みを揃えている。