米国経由でアルゼンチンにお越しになられるお客様へ(ESTA所持のお願い)

  • 2010年10月25日
 米国経由でアルゼンチンにお越しの日本人旅行者は、予め「ESTA電子渡航認証システム」の登録を行い、そのコピーを持参する必要がありますが、最近帰国時にESTA渡航認証のコピーを持たずにアメリカへ入国される方が多く、問題になりそうなケースが散見されますので、改めてESTAについてご案内させていただきます。

 「ESTA」とは、日本を始めとする特定の国籍の方が米国に渡航する場合、有効なパスポート、往復または次の目的地までの航空券を所持し、渡米目的が短期の商用や観光であれば、ビザなしで米国に90日以下の滞在が可能となるプログラムです。

 日本からアルゼンチンへ向かう際には、航空会社の厳密なESTA登録のチェックが行われる事もあり、ほとんどの日本人旅行者がESTA渡航認証のコピーをお持ちですが、米国到着後アルゼンチンに向かった後にESTA渡航認証のコピーを捨ててしまったり、破いてしまったりする方がいらっしゃいます。このESTA渡航認証のコピーは、日本出発時からアメリカ到着時だけでなく、日本への帰国の際にも必要となります。

 米国大使館の「ESTA申請公式ウェブサイト」には、
 ※渡米の際にESTA渡航認証のコピーを提示する必要はありません。
 ※渡航認証を印刷することをお勧めします。← 義務とは書いていない。
 ※ESTA渡航認証に記載されている申請番号は、ESTAの更新または状況確認の際に必要です。
との記載があるため、ESTA渡航認証のコピーを所持していなくても、申請番号だけがあればOKと理解することが出来ます。

 しかしながら現場では、ESTA渡航認証のコピー提示を求められる事が多々あり、実際にESTA渡航認証のコピーをお持ちでない場合には、搭乗手続きに多大なる時間を要し、場合によっては利用予定のフライトへ搭乗が出来ないといった事態もありえます。(都市によっても、空港の担当者によって対応に違いがある)

 米国経由でアルゼンチンへご旅行をご予定の方は、無用のトラブルを避ける意味からも「ESTA渡航認証のコピー」を全て(渡航者本人の個人データが記載されている部分)を印刷し、日本出発から帰国までの間、所持されることをお勧めいたします。また旅行中は、くれぐれも捨てたり破いたりしないよう、お願いいたします。

(上記情報は、米国国土安全保障省が定めるビザ免除プログラム=VWP参加国の国籍を有する渡航者を対象としています。非VWP参加国の国籍の方は対象となりませんので、ご注意下さい。)


※詳細−米国大使館 ESTA申請公式ウェブサイト
 http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html (日本語のページ)


情報提供:株式会社ウニベルツール日本海外ツアーオペレーター協会