アクセスランキング、1位は羽田特集、関連記事に注目集まる−2位は倒産件数
今週の1位は、先週から開始した羽田特集の第2弾の記事となりました。2007年4月に開始した夕刊は、ニュースだけではなく、旅行業界の経営環境や出来事などについてより深く考察する機会を提供するものとして位置づけ、今回の羽田特集のような記事のほか、インタビューや市場分析、会議のレポートなどをお届けしてきました。しかし、こうした記事がアクセスランキングで1位になることは記憶にある限り年に1回あるかないかで、改めて「羽田国際化」への注目の大きさに驚いています。
3位と5位にも羽田に関連する記事が入っていますが、最近ではテレビや新聞などでも続々と羽田の話題が取り上げられており、一般的な認知度も上がってきたように思います。旅行業界としての今後の課題は、この変化をいかに好機としてビジネスにつなげるかでしょう。羽田発着の国際線のうち、昼間時間帯の中国、韓国、香港などの近距離路線は既存の定期チャーター便としての実績があります。そのため、旅行会社にとっても航空会社にとってもある程度計算できる路線といえるでしょう。
一方、深夜早朝枠の中長距離路線はいわば“未知の領域”であり、どのようなニーズをつかむのか、あるいは生み出すのかを見通すことができません。とはいえ、逆にいえば創意工夫の余地があるとも考えられます。今週稼動した特設サイト(リンク)では、こうした点も踏まえて、皆様に有益な情報を集約したいと考えています。また、各社のスケジュールを一覧としてまとめるなど、ツールとしてもご活用いただけるように工夫しておりますので是非ご活用いただければ幸いです。
このほか、2位には上期の旅行業倒産件数についての記事が入りました。件数、負債総額ともに前年からほぼ半減となっており、業界全体が落ち着きを取り戻しつつある兆候と考えたいところです。実はこの原稿は、カナダ観光局(CTC)が主催する商談会「ショーケース・カナダ(Showcase Canada)」の取材で訪れた北京で書いていますが、あるセラーはバイヤーである旅行会社社員の顔が今年は明るいと嬉しそうに話していました。
よくいわれるように旅行は楽しいものですから、明るくポジティブに取り組まなければいけません。業界環境は依然として厳しいですが、トラベルビジョンとしても、楽しいことがなければ作り出すような気持ちで情報発信をしていきたいと考えています。
なお、羽田特集以外にもITソリューションやオンライン販売についての特集(リンク)も開始しています。あわせてご活用ください。(松本)
▽日刊トラベルビジョン、記事アクセスランキング
(2010年10月第3週:10月12日2時〜10月15日18時)
第1位
◆羽田特集:24時間国際化空港としての課題−本格稼動後の発展に期待(10/10/12)
第2位
◆旅行業倒産件数、上期は12件−グッドラックツアーやアールエイジェイなど(10/10/12)
第3位
◆アメリカン航空、羽田就航で成田は“際際”強化へ−カリブなど新方面も期待(10/10/13)
第4位
◆阪急交通社、ゴルフツアーで海外版を初設定−羽田発バンコクツアーも(10/10/12)
第5位
◆アストン、羽田線就航にあわせレイトチェックアウト可能なパッケージを設定(10/10/12)
第6位
◆国際航空運賃規制緩和へ−JATAも意見提出、サーチャージ廃止や内訳表示で(10/10/14)
第7位
◆ビジネスエアー、成田/シェムリアップ、デンパサールで定期チャーター運航(10/10/14)
第8位
◆チャーター規制が緩和へ−パブコメ終了、追加緩和にも期待大(10/10/12)
◆成田発着枠30万回へ地元が合意−四者協議会開催で(10/10/14)
第9位
◆ガルーダ、関空線のデイリー運航開始、初日ほぼ満席−予約の推移堅調(10/10/12)
第10位
◆ITソリューション特集:消費者の購買行動からみたオンライン旅行市場(10/10/13)
3位と5位にも羽田に関連する記事が入っていますが、最近ではテレビや新聞などでも続々と羽田の話題が取り上げられており、一般的な認知度も上がってきたように思います。旅行業界としての今後の課題は、この変化をいかに好機としてビジネスにつなげるかでしょう。羽田発着の国際線のうち、昼間時間帯の中国、韓国、香港などの近距離路線は既存の定期チャーター便としての実績があります。そのため、旅行会社にとっても航空会社にとってもある程度計算できる路線といえるでしょう。
一方、深夜早朝枠の中長距離路線はいわば“未知の領域”であり、どのようなニーズをつかむのか、あるいは生み出すのかを見通すことができません。とはいえ、逆にいえば創意工夫の余地があるとも考えられます。今週稼動した特設サイト(リンク)では、こうした点も踏まえて、皆様に有益な情報を集約したいと考えています。また、各社のスケジュールを一覧としてまとめるなど、ツールとしてもご活用いただけるように工夫しておりますので是非ご活用いただければ幸いです。
このほか、2位には上期の旅行業倒産件数についての記事が入りました。件数、負債総額ともに前年からほぼ半減となっており、業界全体が落ち着きを取り戻しつつある兆候と考えたいところです。実はこの原稿は、カナダ観光局(CTC)が主催する商談会「ショーケース・カナダ(Showcase Canada)」の取材で訪れた北京で書いていますが、あるセラーはバイヤーである旅行会社社員の顔が今年は明るいと嬉しそうに話していました。
よくいわれるように旅行は楽しいものですから、明るくポジティブに取り組まなければいけません。業界環境は依然として厳しいですが、トラベルビジョンとしても、楽しいことがなければ作り出すような気持ちで情報発信をしていきたいと考えています。
なお、羽田特集以外にもITソリューションやオンライン販売についての特集(リンク)も開始しています。あわせてご活用ください。(松本)
▽日刊トラベルビジョン、記事アクセスランキング
(2010年10月第3週:10月12日2時〜10月15日18時)
第1位
◆羽田特集:24時間国際化空港としての課題−本格稼動後の発展に期待(10/10/12)
第2位
◆旅行業倒産件数、上期は12件−グッドラックツアーやアールエイジェイなど(10/10/12)
第3位
◆アメリカン航空、羽田就航で成田は“際際”強化へ−カリブなど新方面も期待(10/10/13)
第4位
◆阪急交通社、ゴルフツアーで海外版を初設定−羽田発バンコクツアーも(10/10/12)
第5位
◆アストン、羽田線就航にあわせレイトチェックアウト可能なパッケージを設定(10/10/12)
第6位
◆国際航空運賃規制緩和へ−JATAも意見提出、サーチャージ廃止や内訳表示で(10/10/14)
第7位
◆ビジネスエアー、成田/シェムリアップ、デンパサールで定期チャーター運航(10/10/14)
第8位
◆チャーター規制が緩和へ−パブコメ終了、追加緩和にも期待大(10/10/12)
◆成田発着枠30万回へ地元が合意−四者協議会開催で(10/10/14)
第9位
◆ガルーダ、関空線のデイリー運航開始、初日ほぼ満席−予約の推移堅調(10/10/12)
第10位
◆ITソリューション特集:消費者の購買行動からみたオンライン旅行市場(10/10/13)