JTBサンライズツアー、2011年の英語173コースを発売−20%増・21万人めざす

  • 2010年10月7日
 JTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT)は10月4日、訪日個人観光客向け国内パッケージツアー「サンライズツアー」の2011年商品の販売を開始した。今回設定したのは英語ツアー173コースで、体験型商品「Hands−On Japan!」を拡大したほか、新デスティネーションへのコースや、羽田/都内ホテル間の送迎にタクシープランを設定。また、円高による割高感を払拭するため人気コースの一部を約10%割引するなどし、前年比20%増の21万人への販売をめざす。

 「Hands−On Japan!」は2009年に初めて設定したところ、2010年は122.8%増と好評で、2011年は「飯山での民宿と田舎暮らし体験2日間」など6コースを新たに設定。新デスティネーションでは、名古屋発の「馬籠・妻籠1日ツアー」や京都発の「城崎温泉2日間」などを企画。羽田のタクシー送迎プランは、空港到着時とホテル出発時には英語対応スタッフが案内し、24時間就航する全フライトに対応する。このほか、桜に焦点をあてたコースの一部は例年よりも早く発売し、訪日の動機付けと早期予約の促進をはかる。

 なお、中国語ツアーは12月上旬に販売を開始する予定だ。