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ヴァージン・アトランティック航空(VS)はこのほど、新しいコーポレートアイデンティティを発表した。これは2011年にVSが導入するエアバスA330-300型機の導入に合わせてのもので、ロゴを新しくし、機体デザインも一新する。新デザインは2013年に導入を予定しているボーイングB787型機「ドリームライナー」15機に加え、現在保有する38機全てに順次導入していく。
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新しい機体デザインでは、ロゴを機体全体に大きくプリントする。また、乗客が機内からロゴを見ることができるように、翼の端の内側にもロゴを描いた。さらに、機体の下側にもロゴをプリントし、離着陸の際に機体の認識がしやすくしたという。また、アイコンであるフライングレディーはより詳細に描き、手にもつユニオンジャックも大きくした。塗装も商業用航空機初の新システムを利用し、機体全体を深みのあるメタリックカラーで塗装した。
このほど開催した記者会見では、新しい機体ペイントがされたB747-400型機を公開。同機はアメリカ線に導入されている。なお、新デザイン機体の日本路線での導入は現時点では未定だ。