近鉄の旅行業、第1四半期は海外旅行が好調、営業利益7億円計上

  • 2010年8月19日
 近畿日本鉄道の2011年3月期第1四半期(2010年4月1日〜2010年6月30日)の連結決算で、ホテル業や旅行業、広告代理店などを含むレジャー・サービス業は、売上高が前年比8.4%増の504億1200万円で、1億3700万円の営業利益(前年から14億2000万円の改善)を計上した。昨年の新型インフルエンザ流行の反動で旅行取扱高やホテル収入が増加し、全体の収益を押し上げた。

 レジャー・サービス業のうち、クラブツーリズムなどを含む旅行業に限っても、売上高は11.0%増の367億円、営業利益は7億円で黒字に転化。特に為替の影響で海外旅行が好調に推移し、取扱額が順調に増加したという。

 なお、近畿日本鉄道では通期予想として、ホテル・レジャー部門の売上高を1950億円、営業利益は3億円を見込んでいる。