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オーストラリア、11ヶ所の囚人遺跡群が世界文化遺産に

  • 2010年8月18日
 オーストラリア政府観光局(TA)によると、オーストラリアの囚人遺跡群がユネスコの世界文化遺産に登録された。1788年から1868年までの英国の流刑の歴史や文化、植民地拡大の歴史を伝える貴重な証拠としての評価が、登録の理由だ。登録遺跡はタスマニア州、ニュー・サウス・ウェールズ州、西オーストラリア州、ノーフォーク島内の計11ヶに点在。なかでもタスマニア州のポート・アーサー史跡やブリッケンドンとウールマーズ・エステート、シドニーのハイドパーク・バラックス、西オーストラリア州の旧フリーマントル刑務所などは、旅行者が訪れやすい場所にあるという。登録遺跡群は以下のとおり。


▽オーストラリアの囚人遺跡群(世界文化遺産)
・ポート・アーサー史跡、タスマン半島(タスマニア州)
・炭鉱史跡、タスマン半島(タスマニア州)
・カスケーズ女子工場、サウス・ホバート(タスマニア州)
・ダーリントン保護観察所、マリア島(タスマニア州)
・ハイドパーク・バラックス、シドニー( ニュー・サウス・ウェールズ州)
・旧総督官邸、パラマッタ(ニュー・サウス・ウェールズ州)
・コッカトゥー島、シドニー湾(ニュー・サウス・ウェールズ州)
・オールドグレートノース・ロード、ワイズマンズ・フェリー近郊 (ニュー・サウス・ウェールズ州)
・旧フリーマントル刑務所、フリーマントル(西オーストラリア州)
・キングストンとアーサーズ・ベール史跡地区(ノーフォーク島)