日本航空と全日空、夏の国際線予約数は3.6%減、予約率は7ポイント以上改善

JLは、座席数を17.6%減の36万5725席と削減。方面別では、オセアニア線のみ2.1%増の1万588席とした以外は前年を下回っている。予約数では、オセアニア線が30.8%増の9152件となっているほか、ハワイ線が1.7%増の4万7671件とプラスで推移している。ハワイ線は予約率も5.6ポイント増の97.5%で、好調さがうかがえる。

一方、NHは座席数を2.9%増の18万9103席と増加。特に欧州を29.3%増の2万1580席としたほか、中国も3.6%増の8万4439席とした。予約数は、リゾート路線が5.7%減の6076件になっているものの、その他の方面ではプラス成長。この結果、予約率はリゾート路線で5.7%減の6076人となった以外は前年を上回った。最も伸びが高かったのは中国で29.1%増の7万1926件、次いで欧州の23.8%増の1万9669件であった。

なお、国内線は、2社合計で座席数が6.2%減の357万8578席、予約数が3.2%減の200万3813件、予約率が1.7ポイント増の56.0%となった。JLは座席数が10.1%減の168万7965席、予約数が12.3%減の93万1710件、予約率が1.4ポイント減の55.2%。一方、NHは座席数が2.9%増の189万613席、予約数が6.4%増の107万2103件、予約率が4.7ポイント増の56.7%となった。