トップツアーの5月の旅行総取扱額は、前年比2.9％増の111億1007万5000円となった。このうち、海外旅行は60.7％増の22億5246万円と3ヶ月連続で前年を上回った。団体旅行は、新型インフルエンザの反動もあって一般が126.1％増、教育旅行が344.6％増を大幅に増加。また、企画商品部門全体は9.1％増で、自社企画商品が16.3％増、他社企画商品が7.1％増となり、個人旅行も26.4％とプラス成長しいずれも前年を上回る結果となった。

　海外取扱人数は、団体旅行全体が128.9％増と大幅に増加。方面別では台湾が463％増、中国が321.8％増、大洋州が240.8％増、北米が193.1％増と前年を上回った。個人旅行は24.6％減と前年を下回ったが、台湾は39.8％増、グアム、サイパンは40.0％増、ハワイが2.9％増などとなった。

　なお、国内旅行取扱額は8.6％増の82億848万7000円、訪日旅行は9.8％増の5億8186万4000円となり前年を上回った。