KNT、四川大地震の被災児童30名を日本に招待−寄付や関係各所の支援も利用

  • 2010年7月21日
 近畿日本ツーリスト(KNT)は社会貢献活動を中心とする「KNT創立55周年プロジェクト『みんなの笑顔がみたいから』」の一環として、2008年の中国・四川大地震で被災した子ども30名を「中国こども大使」として日本へ招待する。「旅を通じて子どもたちの笑顔をとりもどしたい」をテーマに実施するもの。日本滞在は5日間の日程で、甲府市で小学生と交流するほか、富士山や箱根周辺を観光。さらに都内へ移動し、お台場の施設見学や東京ディズニーランド観光などを体験する。

 また、今回の活動には多くのサポートを募り、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のTポイント寄付を受け付けた。募金件数は5085件(7月20日午前10時現在)、募金総額は22万423Tポイント(22万4223円)になったという。これらを航空運賃や滞在費、観光施設の入場料、プレゼントなどの一部費用として利用。このほか、中国国家旅遊局や日本政府観光局(JNTO)、山梨県、民間団体など多くの団体や企業からも支援を得た。