日本航空、パイロット対象に早期退職募集−従来計画に上積みへ

  • 2010年7月20日
 日本航空(JL)は7月20日、パイロットを対象に特別早期退職者の募集を開始する。JLでは、すでに地上職と客室乗務員を対象に2700名の早期退職募集を発表しているが、今回はさらに上積みをめざすもの。ボーイングB747-400型機やエアバスA300-600型機の年度の退役など、従来計画を深化した更生計画案を策定中で、更なる人員規模の適正化が必要になったという。

 募集期間は8月16日までで、退職日は10月31日。パイロットのうち、部長級を含む全管理職と一般職、訓練生の社員が対象で、年齢制限はしない。