ジャルパックは、7月21日から販売を開始する下期の「JALパック」で羽田発着の商品を大幅に拡充する。日本航空（JL）の羽田発着国際線の増加に合わせたもので、ホノルルやサンフランシスコ、パリ、台北などへの新路線を利用した商品を設定。羽田発の専用商品「羽田発スペシャル（仮称）」も8月中旬以降に発売する予定だ。東京・神奈川地区だけでなく、全国からの乗り継ぎも含めて利便性が向上することなどから、羽田発着の全方面合計で前年比260％増の約3万人の取り扱いをめざす。

　このほか、90日前までの予約で割引が受けられる「早決90」を全方面で設定。ランドオンリーと幼児や一部商品を除いて欧米方面は1万円、その他は5000円割引とする。また、品質と独自性を打ち出す「いい旅、新しい旅。」のラインナップも、ミャンマーやネパール、サウジアラビアなどのコースを設定して拡充。スーパーT／Cやスーパーガイドが同行するツアーも充実したほか、記念日旅行の設定を全方面に拡大した。

　なお、全出発地での取扱目標人数は17％減の14万9330人。JLの路線縮小に伴なうものとみられ、アメリカと中国、台湾以外の方面は前年割れの計画値としている。ただし、首都圏2空港からの出発については、成田発は前年割れであるものの、2空港合計でほぼ前年並みの数値に設定した。



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