エイチ・アイ・エス（HIS）がゴールデンウィークの5月1日と2日に実施した茨城空港発チャーター便利用商品が好調に着地した。今回は7本を設定し、全てほぼ満席で販売。海南島、とグアムを2本ずつ、セブ島、台北、上海は1本ずつ設定し、先に販売を開始した海南島とセブ島については初夢フェアでも募集したためすぐに満席に近い状態になった。また、HISが新宿や横浜など都心各地からバスを運行したこともあり、茨城県民だけでなく都心からの参加者も多かったという。同社経営企画室によると、夏のチャーター便利用商品の設定もあり、今後も日並びなどの諸条件を考慮し検討していく。

　茨城空港では、今回の結果を歓迎するとともに都心の利用者が多いことについても、「首都圏第3の空港としての位置づけを理解してもらえた」と評価している。HISなど、夏休み期間中のチャーター便商品について検討する旅行会社もあるとして、こうした好調な流れを夏休みも維持していきたいという。