JTB首都圏はこのほど、北欧の有名家具メーカーの工場やオフィスを見学する「北欧デザインを見て・学び・感じる旅」を発売した。日本での北欧インテリアブームのさきがけとなったイルムスジャパンと野村不動産、スカンジナビア航空（SK）と共同で企画したもの。ツアーでは、デンマークの家具メーカー「フリッツハンセン」のオフィスや工場を見学するほか、北欧らしいカフェや日本で発売していない雑貨、家具情報を盛り込んだコペンハーゲンの待ち歩きマップを提供し、自分だけの時間を楽しんでもらう趣向だ。また、野村不動産の会員組織「プラウドクラブ」の17万人のメール会員に、サービスの一環としてツアーの情報提供も実施する。

　ターゲット客層は30代から40代の女性。ツアーは4泊6日の日程で、旅行代金は19万8000円から31万円の設定だ。7月14日から11月23日までの計6回の出発設定とし、合計150名の集客をめざす。東京、千葉、神奈川、埼玉のJTB各支店のほか、イルムス各店にもパンフレットを設置する。